ヴィランド

 

ヒュームについて

 昔の名を「ヴォーディス」
 なぜかリッチーのボディスと同じような名前です。
 名前をボディスに奪われ、なんか変な名前にされた挙句に超間抜けにまでされたかわいそうな吸血鬼です。
 誕生はヴァルナ達の次ぐらい。見た目は別に眼球は白くなかったかな程度の差。何せ絵でないので設定変更すごく楽。
 サメラを出すと決めた時、こいつも出すことにしました。
 結果、ハロウィンの時のあのカボチャお化けになることも決定したのです。


 そう。サメラの下僕。むしろ犬!
 植物まで好きで、メディアにはいつくばって、ハランとかぶる!?
 まあ、ハランほどではないので、乙女至上主義者として笑ってやってください。今更ですが、子供と植物好きの多い小説ですね。

 奴が血をどうやって手に入れているかというと、親切な乙女が注射器とかで抜いた血を……。

「私はどちらかというと囓りたいです! 歯ごたえが欲しいです」
「阿呆。貴様のような者に、わらわの可愛い友人を噛ませられるか!」
「そんな。至高の快楽を得たくないのですか? 別に吸血鬼になんてなりませんよ」
「そんなものはいらぬ。だいたいお前は、わらわ達のような幼い娘に快楽など必要だと思うのか?」
 
 美少女と吸血鬼の色気のない会話でした。
 しかし、サメラは考えた時と口調が違う。初めは平安のお姫様目指していたのに、だんだん遊女っぽくなって、それを排除した結果、今ではエセ姫風に……。
 うーん、人は変わる。

 

(2004/4/01)

 

 

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