カロンの今昔
カロン。元々は、同性愛者ではありませんでした。
カロンの能力にディオルに近い人格を持った、世界征服をたくらむ男でした。
その志の理由。
自分が育てている可愛い有翼人の娘は、汚れた場所にいると弱って死んでしまうため、世界緑化計画の第一歩として、世界征服を……。
すべてはラフィのために。
昔はただの親ばかでした。
娘に一目惚れした始めに征服した国の王子様をいびり、しかし緑化計画には使えそうなので、生かしておくという。
そのころは魔法よりも科学力の方を全面的に押し出しており、ばりあ? はその時の名残です。名前はちゃんとありましたが、変なので出していません。
その時、ちゃんとノーラもいました。彼女は人格が変わっただけで、その他の設定は現在とほぼ同じです。昔は敬語を使う、とても従順な、カロンにとって出来のいい可愛い娘だったのに、今ではああです。
書いていた当時、世界征服ものって、世界征服を成功させてしまうようなものってないよなぁとか考えていたので、小気味よい世界征服の様子を書いていこうと思ったのですが、なぜかどろどろとした陰謀とかが絡んできてしまい、やーめたと投げたのが、高校生の頃です。
何をしたかったのか私。 |